[備忘録] マインドマップよりも使いやすいグラフツールFrieve Editor

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こんにちは、ILab-01です。
自分の備忘録を兼ねて、マインドマップよりも使いやすいと感じたグラフツールであるFrieve Editorを紹介します。

Frieve Editor (フリーブエディター)

私が愛用しているグラフツールとして、Frieve Editorがあります。

Frieve Editor: http://www.frieve.com/feditor/

よかった点・特徴など

先に結論だけ述べると、良かった点は以下のとおりです。

  • 1つのノード (文字を囲む四角のこと) が複数の親ノードを持つことができること
  • 複数のノードをグループ分けできること。また、そのグループが自動的に色付きの囲い線で示されること。

本当は他の機能も便利なのですが、私は上記の機能が目当てで使っています。

私は以前、考えをまとめるためのツールとしてFree Mindを使っていました。
FreeMind: https://ja.osdn.net/projects/freemind/

FreeMindもマインドマップを書くツールとしては使い勝手が良いです。
しかし、とある目的のためにマインドマップを使おうとしたところ、問題が出てきました。

その目的とは、論文に書いてある内容をグラフにまとめるという目的です。
論文は、よく読めば論展開が示されていることがほとんどですが、文字は紙面の上から下にずらずらと書いていくしかないため、話の展開がぱっと見では分からないことがあります。
そこで、論文の論展開をグラフにまとめようと思いました。

厳密なルールに従ったマインドマップツールの場合、親ノードは一つで、中央から外側に広がっていくグラフしか書くことができません。
したがって、FreeMindもそのような仕様になっています。

しかし、論文の論展開の場合、1つの問題が複数の問題に分かれた後、1つの解決策に収束することがあります。
したがって、親ノードが1つ、子ノードが3つ、孫ノードが1つ、というようなグラフも書ける必要があります。

加えて、複数の主張がそれぞれ別の意味を持つのではなく、「課題」や「問題解決方法」といったように、1つのグループにまとめられることもあります。
したがって、複数のノードをグループにまとめる機能も欲しいわけです。

最初はそのような機能を持つツールを自作しようとしましたが、そんな時間はないため、他から持ってくることにしました。

そして見つけたのがFrieve Editorでした。
私の要望を満たす、FreeMindに近い使い勝手のグラフツールは、今のところこれしかありません。

使ってみた

CPU設計の分野の論文をまとめてみました。
私の身バレの可能性も考えると全部はお見せできませんので、グラフの一部を示します。

こんな感じで、論文の論展開が広がったり収束したりする様子をグラフ化することができます。
このツールのおかげで論文の内容を正確に理解することができました。

その他所感

私は既に色々な作業でFrieve Editorを使ってしまっているので、このエディタが消えると困ります。
開発が末永く続くことを願います。

一応、最近も保守が行われているようで、下記のサイトにソースコードがアップロードされました。
(ちょっと安心)
https://github.com/Frieve-A/Frieve-Editor

個人的な要望としては、このツールがWindows上だけでなく、Linuxでも使えるようになるとありがたいと思っています。求めすぎかもしれませんが。
(ソースコードをLinux上でコンパイルすれば使えるようになるのかなぁ?)

皆様もお試しあれ。

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